中谷石材 採用情報

中谷石材株式会社 物流部字彫課豊永摩利子 1992年入社

入社してすぐ任せられた新プロジェクト。

私は中谷石材で、墓石に字を彫る時の元になるデータをパソコンで作成しています。社内でパソコンによる字彫り管理の導入をゼロから進めてきたのは、実は私です。
 学生時代、就職活動をしている時に「今から新しいプロジェクトを立ち上げます」という会社がありました。それが中谷石材でした。「新しいことが始まる」という期待感に惹かれて、入社を決めました。そのプロジェクトが、パソコンの字彫り管理だったわけです。
 やる気を買われ、新入社員にもかかわらずプロジェクトを任されました。文字の入力だけで数年かかりましたが、どうにかシステムを完成することができました。苦労したのは、書道家の方の文字しか扱ったことがない職人さん達に理解してもらうことです。根強い不信感がありましたが、粘り強く説明を続けることで協力を得られ、今ではすっかり定着しました。

墓石や記念碑など何十年も形が残る仕事。

この仕事は、パソコンで字を並べていく仕事です。おもしろいのは、最後は人間の感覚に頼っていることです。墓石の中に入れる文字は、大きさや字体など、お客様からの要望は様々。同じものということがありません。文字には、縦に並べたときに美しいバランス、横に並べたときに美しいバランスがあります。お客様の要望にあわせて、文字の大きさや位置を少しずつ変えて、きれいに見えるように細かく調整するのが私たちの仕事です。ある意味、職人と同じような仕事だと自負しています。

時には、墓石ではなく、大きな記念碑を作る時もあります。石碑の裏に1000名を超える人の名前を入れたこともあります。この仕事に付きっきりで、何日もかかりましたが、完成した時には感慨深いものがありました。

墓石にしても、記念碑にしても、この先何十年も残るものです。やりがいは大きいですが、仕事に妥協はできません。墓石に関しては、一回文字を彫れば終わりではなく、何年かして追加の文字を彫るために戻ってくることがあります。その時は、自分の作品が戻って来たような喜びがあります。

データの精度をさらに高めるために。

私たちの仕事は、毎日同じことをしているように見えますが、ルーティンワークではありません。自分次第で、どんどん技術を磨いていくことができます。私も、さらなるステップアップのため書道の勉強をしたいと思っています。というのは、墓石に文字を書いてくださる書家の先生も高齢化しています。今のうちにその技術を継承して、データに生かしたいんです。
 また、同じ仕事をしている人をつなぐネットワークも作りたいですね。それぞれの会社の担当者が持つ技術は、個人で完結しています。それがもったいないと感じています。ネットワークを通じて情報交換が可能になれば、もっとデータの精度を高められるはずです。

他の先輩の声をチェック!