Q&A >> お墓の供養

お墓を建てる時期に善し悪しの決まりがありますか?
特に善し悪しの決まりは有りませんし、建墓の時期は実に多様です。一般的には、親類縁者の方々が集まり易く、揃って供養し易い機会に合わせることが多いです。代表的な時期としては、四十九日や百か日、一周忌や三周忌などの法要に合わせてとか、お盆やお彼岸などに間に合うようにとかいったケースが目だちます。
お墓の工事の日取りに善し悪しがありますか?
先祖を思いやり、祀るこころで執り行う工事の日取りに善し悪しなどは本来ありません。「思いたったが吉日」ではありませんが、いわばそんな風な思いでとらえ、いつ行っても善いこととされています。ですから、仏滅とか大安とかいった六曜のこともあまり気にしない方がいいです。
お墓の建て方と吉凶とは関係が有るのですか?
基本的には関係が無いと言えます。大切なのは、建て方ではなく、供養をされる心の持ち方であり、ご先祖を祀る方の姿勢だと言えます。家族や専門の方ともよく相談の上、自分で納得のいく墓造りをしましょう。
墓石の向きに良し悪しがありますか?
特に良し悪しは無く、どちらの方向でも良いです。ただ、自由にどちらの方向へでも向けられる立地環境では北向(墓石本体の正面が北へ向く)を避ける傾向があります。方角のことを色々と言う業者が時にありますが、明確な根拠があるとは言い難く、気にされることはありません。墓地の現況に合わせて方位を決められるとよろしいです。
納骨はどのように行えばいいですか?
遺骨を納める器としては、骨壷とか骨瓶が代表的ですが、サラシ等で袋を縫い、その中に遺骨を納めるという方法もあります。また、稀には、壺等から遺骨を出して墓石の納骨室内にそのまま撒いて納めるということもあります。家の考えや地域の慣習に合わせていずれかの方法で行うとよろしいです。
お墓の納骨室が遺骨で一杯になったらどうすればいいですか?
古いご先祖の遺骨から順番に納骨室内に撒いたり、サラシなどで縫った骨袋を用意し、その中へ遺骨を移しかえたりして省スペース化を図ればいいです。その際空いた骨壷や骨瓶は墓地内に埋めるといいです。
土葬墓地の移転や改葬では、遺骨をすべて取り出さなければなりませんか?
すべてを取り出す事は作業上ほとんど困難なため、部分的な採取に止まっています。また、遺骨は全く取り出さずに、代わりに埋葬ヶ所の土(生魂土)のみの採取を行い、それで済ませることもありますが、仏法上はこれでも差し支えが無いとされています。
要らなくなった墓石の処分はどうすればいいですか?
通常、墓石を処分するのは石材店の役目です。工事に先立ち住職にお願いして閉眼供養(お性根抜き)をしてもらいます。供養が済んだ墓石は、「真石」と呼ばれる部分を、墓地内に無縁塔(無縁や改葬などで不要になった墓石の真石類をまとめて祀る塔)がある場合はそこへ積み重ねたりします。また、墓地スペースに余裕がある場合は、墓地の後方片隅などへ並べたりもします。台石類は、残しておくスペースが無い場合は、石材店で引き取り、専用の石捨て場へ捨てたりします。
「無縁墓」とはどのような墓ですか?
「無縁墓」とは法律的に言えば「葬られた死者を弔うべき縁故者がいなくなった墳墓」のこととなります。要は、祭祀の継承者や縁故者の所在が不明となり、お花や線香をあげた様子が長く認められず、放置されたままになっているお墓のことをいいます。
要らなくなった墓石は墓地に埋めてもいいのですか?
大切に祀ってきたものですから、できれば墓地の傍らに真石(仏石)だけでも残して置くのがいいです。もし、残すだけの余裕スペースがとり難い場合は、引取り工事等も当社で行っています。引き取らせて頂いた真石類は永久保存ができる場所へ安置し、定期的にご供養をしています。
新仏の戒名等は、四十九日までに彫るべきですか?また、新しくお墓を建てる場合はそれ迄にした方が良いのですか?
特に四十九日迄にしなければいけないという事は有りませんが、納骨に間に合わせたいという考えから四十九日までに済まされる方が居ます。他には、初盆や彼岸、あるいは一周忌を目処に間に合わされる方も多数います。
今あるお墓へ故人の死亡年月日等を字彫りする場合、価格はいくら位かかりますか?
彫る字数とかによって異なりますが、通常は2~3万円です。工事の方法も2通りあり、1つは、真石とか霊標とかを一旦預かり、加工工場にて彫刻した後、現地へ据え戻すといった方法です。もう1つの方法は、字彫職人が墓地へ赴き、現地で専用機械を据えて彫刻するといった方法です。これらの方法によっても価格が異なりますので、詳しくはご相談、お問い合わせください。
墓地に木を植えるのは良くないと聞いたが本当ですか?
確かにそういう面があると言えます。特に成長して大きくなり易い木は近くに植えない方がいいでしょう。植えた木がある程度成長すると、日当たりが悪くなったり、地中では根が張り、地下の構造に変化を与えたりしかねないからです。また、木があるとその枝に鳥が止まり、糞をしたりしますから墓石が汚れたり、時には石面にシミがついたりすることもあります。このようなことを考えると、やはり大きくなり易い木々は植えない方が望ましいでしょう。
お墓のメンテナンスはどのようにすればいいですか?
できるだけ頻繁にお参りし、その都度手入れをされるのが一番です。万一、墓石や周辺の異変、異常に気づかれた場合はいつでもお気軽にご連絡、ご相談ください。