磨き続けた伝統「庵治石」

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国産材

青木石

香川県丸亀市の沖合いに位置する丸亀市広島の青木地区を中心に採掘される石材。庵治石の中目に近い石質を持ち、中には細目に近い高価なものもあります。安政年間(1854~59年)に採石が始まったといわれ、大阪城築城の際にも使われたといわれています。石質がよいため、現在でも墓石の用途に年間約数十トンが採石されています。

大島石

愛媛県今治沖にある大島で採れる石材です。江戸時代から美しく堅牢な石として知られており、明治以降、採石技術の進歩により注目されるように。特に産地に近い関西、中国地方では絶大な信用と支持を得ています。石目が細かく、青磁の肌を思わせる気品ある石質から「石の貴婦人」とも呼ばれています。

本御影石

花岡岩の代名詞ともいえるこの石材は、神戸の六甲山から採石されるもの。長石が薄紅色のため、赤御影、桜御影とも呼ばれています。桃山時代に城をはじめ、社寺、大邸宅の工事に大量に使われたことから有名になり、花岡岩といえば桃色の本御影、と言われた時代もありました。現在では採石自体行われておらず、幻の石材となっています。

外国産材

大専石

中国福建省泉港区南哺鎮で1988年より採石されるようになった石材。石目が均一で品質にも安定感があるため、近年、関西地区では黒龍石とともに最も多く使われるようになった墓石材です。

中南細目石

中国福建省石獅地区で採石される石材。硬度が90度前後と非常に高いうえ、青みが強く石目が細かいため、福建省産石材の中では高級材とされています。3mほどの大きなものもとれるため、外柵などにも使用されます。

G603

中国福建省で最も多く採石される石材。「中国粗目」と呼ばれ、埋蔵量も多く、大材もとれ、港に近い場所で採れるので世界で一番安い御影石といわれています。墓石のほか、建材、外柵、環境石材などあらゆる分野に使用されます。

G678

中国福建省で近年採石されるようになった石材。石目は粗いものの目合いが均一で品質も安定、硬度も高いうえ、6m以上もの大材も採れることから建築材として多く使われているほか、墓石、外柵、環境石材としても使われます。