磨き続けた伝統「庵治石」

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庵治石は、学名を「黒雲母細粒花岡岩」とする鉱石です。構成分子密度が非常に高いため、水を吸収しにくいなど風化に強いのが特徴。また花岡岩の中でも特に硬さに優れており、その硬さは水晶に近いとも言われています。そのため、彫られた文字が崩れたり変質したりすることがなく、石像等の彫刻に向いています。またキメの細かい地肌は磨き上げるほどに艶を増し、その堅牢さと美しさから、今では日本はもとより、世界的にも高い評価を得ています。
見た目の度合いから、庵治石は細目材と中目材に大きく二分されますが、分子密度や高度等はいずれも同質。キメの細かい細目であるほど、最高級材として珍重されており、“班”または“牡丹柄”と呼ばれる独特の色調と石目模様がはっきりと鮮やかに浮かび上がります。一方、中目は、細目と比べると多少石目が荒く色調も白っぽくなるものの、庵治石特有の上質な風合いを有しています。

“班(ふ)”(牡丹柄)について”

“班”(牡丹柄)とは、庵治石ならではの現象。研磨された石の表面に成分である黒雲母が緻密に入り、まだらな模様に濃淡が出ることを差し、世界中の石材の中でも類を見ない現象です。

地域ブランド「庵治石®」

庵治石のブランド価値を守ろうと、2007年、讃岐石材加工協同組合・庵治石開発協同組合・協同組合庵治石振興組合の3組合の合同で「庵治石®」を地域ブランドとして申請し、登録されています。

地域ブランド(地域団体商標制度)とは、地域に根差したブランドの商標保護を目的に作られた商標登録制度のことです。